地方勤務30代の放射線技師が「お金の不安」を解消するためにやった5つのこと

お金の不安のためにしたこと
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この記事でわかること
  • 給料が年3,000円しか上がらない地方病院勤務の放射線技師が実際にやった5つの行動
  • 家計管理・新NISA・転職調査・読書・副業——それぞれの具体的な成果と数字
  • お金の不安が「漠然とした恐怖」から「管理できる課題」に変わった理由

「このままの給料で、家族を養っていけるのだろうか」

地方の総合病院で放射線技師として働く30代の僕は、長い間この問いに答えられなかった。年間の昇給額は1,000〜3,000円。物価は上がり続ける。同世代はマイホームを買い、昇進し、SNSには順風満帆な報告が流れてくる。

お金の不安は、何もしなければどんどん膨らむ。でも、具体的に何をすればいいかわからない——そんな状態が何年も続いた。

転機は「とりあえず一つだけ動いてみる」ことだった。家計管理から始め、新NISA、転職調査、読書、ブログ発信と、少しずつ行動を重ねた結果、お金の不安は「漠然とした恐怖」から「管理できる課題」に変わっていった。

この記事では、僕が実際にやった5つの行動とその成果を、時系列で正直に書く。

目次

5つの行動と成果のサマリー

5つの行動と成果のサマリー
行動成果
① 家計管理・固定費削減月1万4,000円削減(年間16万8,000円)
② 新NISAで積立投資元本153万円→194万円(+41万円・+27%)
③ 転職サイトで市場価値調査「今の職場は悪くない」と納得して残る決断
④ 読書で思考を整えたお金・仕事・人生への向き合い方が変わった
⑤ 副業(ブログ)を始めた思考の整理・発信力・将来の収入源づくり

① 家計管理・固定費削減

最初に手をつけたのは家計管理だ。「投資を始めよう」「副業をしよう」と思う前に、まず自分のお金の流れを把握することにした。

きっかけは『お金の大学』を読んだことだ。「一度見直せば何もしなくても効果が続く支出から手をつけろ」という考え方に納得し、固定費の見直しから始めた。

具体的にやったこと

まずスマホ代。

大手キャリアから格安SIMに乗り換えただけで月8,000円削減できた。次に使っていないサブスクを棚卸しし、動画・音楽・クラウドストレージの3つを解約して月6,000円削減。合計で月1万4,000円、年間16万8,000円のコストが消えた。

項目削減金額
スマホ代8000円/月
サブスク管理6000円/月
年間削減費168000円

「節約=我慢」だと思っていたが、固定費の見直しは我慢ではなかった。一度やれば毎月自動的に効果が続く。この体験が、次のステップである投資への資金を生み出した。

② 新NISAで積立投資を始めた

固定費を削減して毎月の余裕が生まれたタイミングで、2024年1月の新NISA制度開始と同時に積立投資を始めた。

選んだのはSBI証券で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの2本。毎月6万円をつみたて投資枠に積み立てている。

2年以上続けた結果

項目数字
毎月の積立額60,000円
積立元本(概算)約1,530,000円
現在の評価額1,945,312円
評価損益+415,307円(+27.14%)

元本約153万円が約194万円になった。運用益は約41万円だ。銀行に預けたままでは数百円しか増えなかった金額が、27%超のリターンを生んでいる。

「投資は怖い」と思っていたが、長期のインデックス積立はギャンブルではない。

むしろ、銀行に眠らせたまま物価だけ上がっていく現実の方が怖かった。

個別株投資も学ぶためにスクールに入会した

ファイナンシャルアカデミー
フィナンシャルアカデミー公式HPより引用

インデックス積立と並行して、個別株投資の勉強も始めた。利用したのはファイナンシャルアカデミーだ。お金の学校として有名で、投資の基礎から銘柄分析・売買のタイミングまで体系的に学べる。

インデックス投資は「ほったらかし」が基本なのに対し、個別株は銘柄の選定・購入タイミング・売却判断が必要になる。スクールで学んだことで、株式投資の基礎や、株式投資で負ける確率を減らす考え方、企業の決算書の読み方や市場の動きへの理解が深まり、投資全体への解像度が上がった。

NISAの成長投資枠を活用して個別株にも取り組んでいる。

▶ ファイナンシャルアカデミーの詳細はこちら

③ 転職サイトで市場価値を調べた

給料への不満が続く中、「今の自分は外でどう評価されるのか」を知りたくなった。転職するかどうかではなく、まず市場価値を知るために4つの転職サイトに登録した。

使ったサービスと気づき

ジョブメドレーとレバウェルで周辺病院の求人を調べると、「今の職場の条件は思ったほど悪くなかった」とわかった。JACリクルートメントで企業系を調べると、高年収にはそれ相応のスキルと覚悟が必要だと実感した。ビズリーチでは1か月で約20件のスカウトが届き、自分の市場価値を客観的に知ることができた。

転職活動の結果、今の職場に残ることを選んだ。でもそれは「仕方なく残った」のではなく、外を知った上で納得して選んだ決断だ。「給料が上がらない不満」と「仕事への不満」は別物だったとわかったことが、一番大きな気づきだった。

④ 読書で思考を整えた

お金・仕事・人生への不安は、知識がないから膨らむ。「わからないから怖い」を「わかるから動ける」に変えてくれたのが読書だった。

特に影響を受けた本を3冊挙げると、まず『お金の大学』で家計管理と投資の基礎を学んだ。次に『30代を無駄に生きるな』で「打席に立つ数を増やす」という考え方を得た。そして『1%の努力』で「努力の方向を選ぶ」という視点に気づいた。

読書は最もコストパフォーマンスが高い自己投資だ。1,500円の本が、何年も自分の考え方を支えてくれる。「読んで終わり」にせず、行動に繋げることで初めて価値が生まれる。

Kindle UnlimitedとAudibleで読書量が3倍になった

Audible vs KindleUnlimitedサムネ

読書量を一気に増やすきっかけになったのが、Kindle UnlimitedAudibleだ。

Kindle Unlimitedは月額980円で対象の電子書籍が読み放題になるサービス。
Audibleは月額1,500円でビジネス書・自己啓発書などを耳で聴けるサービスだ。

Kindle Unlimitedは「気になった本をすぐ試し読みできる」のが強みで、1冊ずつ購入していた頃より圧倒的に多くの本と出会えた。Audibleは通勤中・家事中・散歩中に聴けるので、忙しい医療職にとって特に相性がいい。「本を読む時間がない」という悩みをそのまま解決してくれた。

▶ Kindle Unlimitedを試してみる ▶ Audibleを試してみる

⑤ 副業(ブログ)を始めた

給料以外の収入源を作りたい、自分の体験を誰かの役に立てたい——そんな気持ちでブログ「ふあんぐらしノート」を始めた。

放射線技師として10年働いた経験、お金の不安と向き合ってきた体験、新NISAの実績数字——これらはすべて「自分にしか書けない一次情報」だ。大手メディアには真似できない体験談が、個人ブログの最大の武器になる。

ブログを始めて変わったこと

収益面ではまだ成長途中だが、ブログを始めて明らかに変わったことがある。

漠然とした不安が「言語化できる課題」に変わったことだ。書くことで思考が整理され、自分が何に不安を感じていて、何をすれば解決するかが見えてくる。

また、同じ悩みを持つ読者からの反応を通じて「自分の体験が誰かの役に立っている」という実感が生まれた。お金のために働くだけでなく、誰かに喜ばれるために発信するという新しい軸ができた。

まとめ:お金の不安は「知識と行動」で必ず小さくなる

5つの行動を振り返ると、どれも「大きな一歩」ではなかった。格安SIMへの乗り換え、積立の設定、転職サイトへの登録、本を1冊読む、ブログを1記事書く——どれも今日からできることだ。

お金の不安は「何もしないから膨らむ」。逆に言えば、何か一つ動くだけで不安は少し小さくなる。完璧な計画を立ててから動くのではなく、まず一歩踏み出してから修正していく方が圧倒的に早い。

給料が上がらなくても、人生は変えられる。地方の病院で働く30代の放射線技師が、数字でそれを証明できたなら、同じ悩みを持つ誰かの背中を少しでも押せると思っている。

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この記事を書いた人

地方の総合病院で放射線技師として働いて10年目。
第1種放射線取扱主任者や専門技師資格を取得。
しかし給料は上がらない現実に焦りを感じ、お金の勉強・新NISA・副業(ブログ)を始めた。「不安を行動に変えた体験」をそのまま記録しています。同じ悩みを持つ30代に届けば嬉しいです。

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